投資に関する本2冊読んでみた。
こちらは、なにやら良く売れているらしい勝間和代氏の本。
最終章が投資信託に分散投資していきましょう、という内容で完結しているので、あちらこちらの書評で「投資信託で大損こいたわ!」という怒りの声が散見される。さて、金融オンチの私が内容を要約させていただくと、以下のとおり。
○フリーランチはない(情報でもなんでも金がかかる。タダのモノなどない)
○生命保険は金融商品
○家(住宅ローン)は当然金融商品。住宅ローンは銀行にとって「おいしい」
○この世の金利は、国債を基準に考えるべし。
○株の売り買いはプロの戦い。シロウトはむしられるだけ。
えてして、株やらなんやらはギャンブルの一種として毛嫌いする人もいるだろう。しかし実は保険やら住宅ローンやらで、みなさん金融商品を買っているんですよ。それはふっかけられてやしませんか、金融の世界ではこうですよ、というのがこの本の言わんとしているところではないだろうか。
本書の内容を要約すると、
「投資信託は株の抱き合わせや。その抱き合わせのモトが全部値下がりするんやから、買っても値下がりするにきまっとるやろ!買うのやめとけや!」
という内容。今回のrecessionの原因となった、サブプライムローンが発生した理由や、グルジアで起きたなんやかんやが経済にあたえる影響などを説明し、今後の経済が不透明であることを示唆している。
しかし、一部資料の使い方に恣意的なものがあったので、いまいち納得できない(p119の長期投資と分散投資をわけて説明しとるあたりとか。)私がアホなのか、著者がアホなのか。
ちなみに、勝間氏がオススメしていたグロソブ債を本書ではこきおろしている。
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