2009年3月29日日曜日

「仕組み」進化論

小飼弾の 「仕組み」進化論

2,3時間で読みきれました。いくつか重要なポイントを咀嚼した上で要約。

・既存の仕事を回すだけでは、競争に勝てない。競争に勝つためには、仕事のうちの多くを「仕組み作り」に割り当てる必要がある。
・無駄を省く基本は、「同じことを繰り返さない」「誰かがやったことをまたやらない(車輪の再発明をしない」
・仕事はログを残し、共有する(日報を書く。)
・仕事はマニュアルを作成する。マニュアルを作成することで、他の人間でも作業可能(冗長性の確保)になり、また、上記の仕組み化を考える元ねたになる。
・マニュアルを作成するのは、場合によって便益以上のコストがかかる。マニュアルの代わりに、メーリングリスト等を活用して、随時アップデートするのもひとつの手。
・工程管理の方法としては、PERTがある。
・技術的ブレイクスルーをすぐに取り込むために、仕掛品を作っておく。

最後の「仕掛品を作っておく」は難しそうだが、他のは自分の業務に活用できそう。

ハーバード・ケネディスクールからのメッセージ

ハーバード・ケネディスクールからのメッセージ 世界を変えてみたくなる留学

現役財務省官僚がケネディスクール留学時の経験を綴ったのが本書。
ケネディスクールの授業で取り上げられるテーマや授業の進行が取り上げられていて非常に興味深いが、それ以上に興味深いのが、NPOと企業の人材マッチングを行うソーシャルベンチャーでの活動の紹介部分だ。

そのソーシャルベンチャーでは、成長力があるが、あるスキルを持った人材を雇用できないことが活動の阻害要因となっているNPO(例として、組織運営に必要なデータベース、サーバ運営ができないなど)に対して、大企業からマッチングする人材を選び出し、企業から手数料をとって派遣するというビジネスを行っているそうだ。(著者曰く、"NPO版リクナビ")

この節を読んで理解したのは、次の2点だ。
・NPOとはいっても、ある一定以上の規模を持った組織であり、それを効率よく運営するためには、その道のプロフェッショナルを持った人材を登用する必要がある。(それは本全体を通して読み取れることだが)
・そういった公益のための活動を行っている会社にも、当然市場での競争は存在する。

日本の公共政策大学院はどうなんだろうか?


2009年3月26日木曜日

Wimax届きました。

部屋で早速試してみました!!

700kbps

OTL

2009年3月18日水曜日

livedoorリサイクルで本を売ってみた。

読み終わった本が部屋の隅にstackされてきたので、livedoorリサイクルというサービスで本を買い取ってもらった。オンラインで買い取りを申し込むと、佐川急便が取りにきて、Web上で査定額をチェック。あとはテキトーな方法でお金を振りこんでもらうというシステムだ。

http://recycle.livedoor.com/

気になる買い取り金額だが、おおむね文庫本はきれいな本で一冊50円、新書は15ー20円ぐらいのようだ。ハードカバーの本は150円ぐらい。

たぶんAmazonで一冊ごとに売ったほうが圧倒的に得だ。(そこそこ新しければ定価の半額ぐらいの値段はつく)しかし、いちいち発送したりする手間を考えると、モトがそこそこの値段でないとやっとれん。安くて一冊ごとに売るのが面倒な本をてっとり早く売りたい人なら、持っていく必要もないし、楽でよいのだろう。

2009年3月16日月曜日

公定歩合って何

おととい、鍋を囲っている時に、公定歩合の話が出た(文章にしてみると、わけわからん状況)。

たしかどっかで、公定歩合は意味をなさなくなったとかなんとか読んだような気がしたが、この本でした。

この金融政策が日本経済を救う (光文社新書)

まあ本を読まんでも公定歩合のことだけ知りたいんなら、wikipediaで十分でしょう。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%AC%E5%AE%9A%E6%AD%A9%E5%90%88

結論から言うと、「民間銀行の金利は完全に自由化されたので、公定歩合を利用して民間銀行の金利を操作することはできなくなった。(そのまま本文コピペ」ということらしいです。

フランス人はファーブルを知らない。

Wikipediaで人物名を検索すると、ポプラ社の伝記を読むより100倍面白い記述を発見できる。トルストイが奥さんと仲悪かったとか、アインシュタインが離婚した原因は家庭内暴力とか。

で、そんなしょーもないことが好きなあなたにおすすめなのが、この本。

世界がわかる理系の名著 (文春新書)

本書は、ニュートンからワトソンまで、色々な科学者が引き起こした科学上のパラダイムシフトを、その著作と共に紹介したものだ。私個人は、生物学や地質学にとんと興味がなかったはずだが、ウェゲナーやワトソンの人となりを知れば、自ずと興味がわいてくる。

しかし、なぜ私はテクノロジ以外のことにほとんど興味を持たなくなってしまったのだろう。人格形成の時期におかしな教育を施されたから?うーん気づいたときには、植物とかカブトムシとか魚取りとか全然興味なかったしなー。なんでだろー。なんでだろー。

本エントリの真意については、「ファーブル」を読むべし。

2009年3月15日日曜日

Wimax

UQコミュニケーションズのWimaxサービスがついこの間スタートした。無料モニター募集中だったので申し込んだが、当然の如く落ちた。

無料モニターに当選すると、Wimax用の端末がもらえて、しかもそれが6月まで無料で使い放題だったから、応募した人も多かったのだろう。

今日サイトを見ていたら、無料モニターでなくても、申し込みして端末さえ購入すれば無料で暫く使い放題ということが発覚した。

e-mobileを契約するより100倍マシなので、皆これにのりかえましょう。

http://www.uqwimax.jp/service/application/