2009年7月21日火曜日

傷はぜったい消毒するな。

その昔ちょこっとやっていたスポーツの関係で、何度か擦過傷を負うことがあった。
病院に行くと、大体の治療法は、

  1. 傷口を消毒する
  2. ゲンタシンを塗る
  3. ガーゼを貼る
だった。無論0番目として、次回通院したときに傷口に貼りついたガーゼを剥がすという苦行がくっついてくる。

傷はぜったい消毒するな 生態系としての皮膚の科学 (光文社新書)

入学して何年かたったころに、傷口洗ったあとにラップ巻いときゃオッケーという一部で流行っているらしい治療方法が広まりはじめたが、その医学的根拠を説いたのが本書。
根拠はさておき、とりあえず知っといたいい情報は以下のとおり。

  • 病院で塗られる消毒薬入りの軟膏によって傷口の痛みが増す
  • この治療法は、傷だけじゃなくて、皮膚炎やヤケドにも有効
  • 皮膚表面の痛みやかゆみは、空気に触れさせないことで、痛みがおさまる。
毎回ベトベト塗られていた軟膏で痛みが増していたのか!もう擦過傷ごときで病院行くのはやめます。まあ自転車乗らないからコケることもないだろうけど。

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