2009年1月28日水曜日

瀬名秀明氏の講演を聴く。

昨日は、著書パラサイトイヴで有名な瀬名秀明氏の講演を聴きに丸の内まで行った。作家で、現在東北大学機械系の特任教授に就いておられるらしい。なんで機械系やねん、と思われる方もいらっしゃるだろうが、事情はこれ↓

http://www.mech.tohoku.ac.jp/sena/

どうやら、機械系の研究室の宣伝のようなことをやっておられるようだ。(私が足をつっこんでいる電気電子系にも来てもらえないものか。)

ロボットに関する著作を書くようになった理由から飛行機でモロッコを周遊した話まで、結構トピックが飛び飛びだったので、ここで詳しく話の内容を書くのは難しいが、いくつか印象に残った言葉が。

○ノンフィクションはいまの時代を動かす。小説は100年後を動かす。

○時代によって倫理観が変わっているのは分かるが、そのプロセスは明らかではない。

○"難しいが、面白い"小説は読者を惹きつける。

全トピックにおいて、瀬名氏の物事を見る視点の鋭さが光っていた。デカルトの密室(やはり幾分難解)を読み終えたら、次は"ロボット21世紀"を読んでみよう。

ロボット21世紀 (文春新書)

2009年1月8日木曜日

2009年度大学入学者のためのディジタルガジェット購入指南

私が大学に入学したのはかれこれ8年ぐらい前のことだ。他府県に下宿することになったので、当然の如く家電製品を購入した。

当時は、まだWin系OSの最新版が98だった。また、ADSLがようやく普及し始めた当初だったので、電話代抜きでまだ3000円以上の通信料を取られていたはずだ。また、MP3プレーヤもクソ重たいCDプレーヤ形式のRIOが出た直後ぐらいだったと思う。当時の、私の身の回りのディジタルガジェットの一覧はこんな感じだ。

DELL(Celeron 700MHz Mem.256MB HDD 40GB)のデスクトップマシン 12万円
17インチフルフラットブラウン管ディスプレイ (上記に含む)

RIO MP3対応型プレーヤ 1万円ぐらい?
+DELLマシンに付属していたスピーカ

ADSLモデム(レンタル) 通信費用は、1700(NTT)+3500(プロバイダ&flets)
電話加入権 4万円

テレビはなし
(部屋のレイアウト上置きにくかったので。結局今でも買わず)

当時としてはほとんど最先端のスペックだったと思う。まだまだ、MP3プレーヤが珍しかったし、ADSL契約していた学生もまだ少なかったはずだ。入学して2年後に、ブラウン管ディスプレイはsamsungの15インチ液晶ディスプレイに置き換えた。値段は5万円ぐらいだった。まだまだ、液晶ディスプレイが高かった時代だ。


そんな当時と比べると、今年大学に入学する大学生はずいぶん恵まれた環境にいるようだ。私が、今年入学する学生なら、こんなモノを買うだろう。

Macbook 10万円ぐらい 
(ノート型PCがこうも安い&ハイスペックだと、デスクトップマシンを買う理由もない)

iPod nano 8GB 2万円弱
Onkyo DockつきCDプレーヤ 3万円

e-mobile 5000円/月 ぐらい?
(2年契約で上記Macbookがおそらく3万円キャッシュバックになるんだろう。)

ワンセグチューナ 3000円ぐらい
(そこそこの画質で見れるので、大して見もしないテレビを買う必要なし!)

たぶん、電話回線をつなぐためだけに4万円も払って加入権を買っていたなんて、今の若いもんに言っても誰も信じないんだろうなー。キャッシュバック+ネット回線+ケータイ三位一体のe-mobileはすごすぐる。

2009年1月1日木曜日

ヨドバシでミニノートPC福箱買ってきた。

内容は以下のとおり。

KOJINSHA SA5KL08AD
Buffalo 120GBポータブルHDD
Windows Live OneCare
Microsoft Wireless Notebook Optical Mouse 3000
ELECOM ホコリとりブラシ
超衝撃吸収ノートPC ソフトケース
2GB USBメモリ
ウエットクリーニングティッシュ

うーん、3万円プラスポイントならまあこんなもんか。
正直、東芝とかAspireOne を期待していました。

お金を知る技術 殖やす技術

お金を知る技術 殖やす技術 「貯蓄から投資」にだまされるな (朝日新書)

またまた投資の本なので、「お金は銀行に預けるな」とのdiffがどんなもんかだけチェック。

○リバランスは、景気の変わり目。リバランスには手数料がかかるので、頻繁に行うと利益がふっとぶ。(勝間本は、年単位だった気がする。)

○家は、生活の根幹に関わる部分なので、金利が安ければ買ったほうがいい。借家は、インフレ影響を受けるリスクがある。また、借家は、不動産業者が投資回収のために利益を上乗せしているので、その費用を借り主が負担している。(勝間本は、住宅ローンの金利が高い点、新築マンションの価格に占める広告費の高さに注目していた。)

○最終目標は、優良な株式の長期所有。(勝間本は、投資信託が素人の最終目標)

こんな所か。
「実質金利」の意味、「利率」「利回り」の違いなどについて説明されていたので(知らんかった...)金融に関する基礎知識を増やすのにちょうど良い本であった。

こういった本を読んでおけば、少なくともナニ金にでてくるインチキ業者に騙されずに済むのではないか。