2009年1月28日水曜日

瀬名秀明氏の講演を聴く。

昨日は、著書パラサイトイヴで有名な瀬名秀明氏の講演を聴きに丸の内まで行った。作家で、現在東北大学機械系の特任教授に就いておられるらしい。なんで機械系やねん、と思われる方もいらっしゃるだろうが、事情はこれ↓

http://www.mech.tohoku.ac.jp/sena/

どうやら、機械系の研究室の宣伝のようなことをやっておられるようだ。(私が足をつっこんでいる電気電子系にも来てもらえないものか。)

ロボットに関する著作を書くようになった理由から飛行機でモロッコを周遊した話まで、結構トピックが飛び飛びだったので、ここで詳しく話の内容を書くのは難しいが、いくつか印象に残った言葉が。

○ノンフィクションはいまの時代を動かす。小説は100年後を動かす。

○時代によって倫理観が変わっているのは分かるが、そのプロセスは明らかではない。

○"難しいが、面白い"小説は読者を惹きつける。

全トピックにおいて、瀬名氏の物事を見る視点の鋭さが光っていた。デカルトの密室(やはり幾分難解)を読み終えたら、次は"ロボット21世紀"を読んでみよう。

ロボット21世紀 (文春新書)

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