先週末、カメラを買いに秋葉原に行った。秋葉原はそこかしこでカメラを売っているのかと思ったが、それはどうやら80年代的感性だったようで、ほとんどの店はよく分からんアニメの店とかケータイの店とか微妙アイドルが出てくる謎のブースになってしまっていた。もうひとつの目的であったスーファミのボタンのゴムの部分はどこにも売っていなかった。
ヨドバシやらヤマダやらにも寄ったが、たいして安くもないので、あきらめて新宿へ向かう。新宿駅西口近くには、ビックカメラとヨドバシカメラとカメラのキタムラとマップカメラとが在った。カメラ屋だらけだ。
この世界恐慌の最中に新品を買う勇気もないので、マップカメラでOlympusのE-410レンズキットを買う。3万円少々だった。
で、本題に移る。今日日そこそこの値段のコンパクトなデジカメでも綺麗な写真が撮れるのに、何故一眼レフに拘るのか、その理由がようやく分かった。細かい画質やカメラという物理的実体に対する所有欲以外で、である。
その理由は、おそらく、シャッター音とシャッターを押したときの微妙なカメラの振動である。ケータイのカメラ機能は、画素数をいくら上げても、一眼レフのシャッターを押したときのちょっとした気分の高揚を再現することはできない。
コンパクトデジカメはどれを見ても変わりばえしない性能のものしかないが、シャッターを押したときの振動と音をうまく実装できれば、結構売れるんじゃないだろうか。
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