2009年8月23日日曜日

バヤカロー経済学 選挙に行く前に

バカヤロー経済学 (晋遊舎新書 5)

サイエンスライター(フェルマーの最終定理の翻訳なども)の竹内薫さんともと財務省の高橋洋一さん(名前はふせているけど、どうかんがえてもそう)の対談形式で、日本の経済と政治が説明されている。さらば財務省その他高橋さんの著作を読んでいれば、7割ぐらいは内容がかぶっている。この本が一番読みやすいので、この本一冊買っとけばいいか。

んで、本の中で、"デュヴェルジェの法則"という法則をはじめて知った。


各選挙区ごとにM人を選出する場合、候補者数が次第に各選挙区ごとにM+1人に収束していく、という法則だそうです。たとえば、小選挙区制だった場合、当選するのは一人だから自分が共産党の候補に入れようと考えても、どう考えても得票数ワンツーは自民党と民主党だから、自分が推してる候補が当選するのは100パー無理。しょうがねーからどっちかというとマシな{自民 or 民主}党に投票しとくかーという考えに収束するっちゅう話。ちょっと面白いこと言ってくれてる少人数の党に入れてみたくもなるが、当選しなさそうだとみんなあきらめるわな。


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